40歳の転職と退職前の有給消化

転職が理由でも退職前に有給休暇をとれる!

 40歳での転職は、自分が考えている以上に、パワーがかかります。自分のキャリアにつながる決断であったとしても、新しい職場で一から人間関係を築き、そこで望まれる成果を出すことは、それほど簡単なことではないでしょう。

 

 新天地でがんばる英気を養うためにも、転職前にたまった有給休暇を消化して、気分転換をしたいという気持ちは、よくわかります。ですが、有給休暇をとるためには、労働者側にもクリアしなければならない条件があります。

 

 それは、在籍した全出勤日数の80%以上、出勤したという事実があることです。ここには、産前産後休暇や育児休暇も含まれますので、自分が条件を満たしているかどうかを、まず確認してみましょう。

 

 

円満退職と有給消化を両立したいなら

 有給休暇は、労働者に認められた権利ですから、希望するのであれば申請するのは構いません。ですが、転職後も良好な関係を築くために、円満退職をしたいと思うなら、自分の都合だけを会社に押し付けない配慮が必要です。

 

 40歳のあなたが会社を抜ける穴は、想像以上に大きなものです。社内外への影響を最小限にするためにも、後任者にきちんと引き継ぎを行うのが基本です。

 

 後任人事にかかる時間、業務の引き継ぎにかかる時間を考慮したうえで、自分がどれくらい有給休暇をとることが可能なのかを考え、会社側と退職日について話し合いましょう。また、思うように業務の引き継ぎが進まなかった場合、企業は「時季変更権」を行使して、有給休暇の連続取得日数に制限をかけることがあります。

 

 そこで感情的になってトラブルを起こすと、円満退職は難しくなり、同業界・同職種での転職に影を落とすことになりかねないことも、覚えておきましょう。

 

 

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